ギャラリー解説
古陶磁器
粉彩蕭史故事文大瓶(民國時代、AD1912〜1949) |
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高さ43.7cm、口径18.6cm、胴径20.6cm、底径13.4cm 民国時代の代表的絵柄の大瓶であり、鳳凰に乗っ た女性と香を焚く二人の人物が描かれている。秦の 穆公の時、蕭史が簫を吹いて孔雀を善く呼び寄せ、 穆公の娘も簫を好んだため、娘は遂に蕭史に嫁し て共に暮らし、後に夫婦は鳳凰に乗って昇天した故 事に基づく絵柄であり、背面には「吹簫來月下、跨 鳳出秦關、似○○人法、珠山○客次。江西黄義盛 造」の墨書が有る。因みに「跨鳳」とは「娘婿となるこ と」であるが、有り体に言えば「逆玉」のことである。 |