ギャラリー解説

書画

静齋平林淳(惇)信、草書七字(江戸時代、AD1696〜1753)

紙本肉筆・・縦105cm、横28cm

「消日居惇信書」の下に、陰刻「明義父」と陽刻回印「留惇

?印」の落款が押されている。平林静齋は江戸の人で、名

は淳(惇)信、字は明義、号を静齋・東維軒・消日居士・桐

江山人などと称し、12才で細井広沢の門に学び、更に漢

唐の諸名家の書も学び、広沢門の四天王の一人と称され

た書家で、門弟2000人にも及んでいる。俳人与謝蕪村も

静齋の一行書を、京の寄寓の壁に掛けていた話が、残され

ている。


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