ギャラリー解説
書画
疇邨足達達彦、竹圖篆書十二字讃(近代、AD1868〜1946)
紙本肉筆・・縦131cm、横33cm
「疇邨居士録於香艸臺時年七十二」の下に、陰刻「彦字文
甫」と陽刻「??」の落款が押されている。足達疇邨は甲斐
の人で、名は達彦、字は文甫、号を疇邨と称し、幼より篆刻
を好み、四世浜村蔵六に学んだ篆刻家である。尚、本品に
は杉渓六橋の陽刻丸印「言長」の落款を押した行草書十字
讃も書かれているが、墨竹図を画いた木村黙峰なる画家の
詳細は、不明である。
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