ギャラリー解説
書画
傳・天來比田井象之、行書十四字(近代、AD1872〜1939) |
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紙本肉筆・・縦125cm、横30cm 「天來道人」の下に、陽刻「象之」と陰刻「南臧山主」の落 款が押されている。比田井天來は長野の人で、名は象之 、号を天來・画沙・大樸などと称し、幼にして郷里の依田稼 堂に漢学と書を学び、上京して三島中洲に経史を、書を 日下部鳴鶴に学び、東京高等師範学校や東京美術学校 などで教鞭を執り、更に自ら書学院を開いて多数の門下 生を育成した書家である。本品は、所謂「伝」の品である。 |