ギャラリー解説
書画
不退堂藤原聖純、草書一字(江戸時代、AD1750〜1850)
紙本肉筆・・縦132cm、横58cm
「不退堂」の下に、陰刻「聖純之印」と「不退堂一號??
堂」の落款が押されている。藤原不退堂は京の人で、名
は聖純、通称は倉田耕之進、号を不退堂と称し、天保五
年(1834)に二宮尊徳と問答し、以後尊徳の傍らに在っ
て書記兼家庭教師的役割を果した能書家の儒者で、山
岳行者小谷三志(1765〜1841)の書の師としても有
名であるが、生卒は不明である。
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