ギャラリー解説
書画
乾堂廣池千九郎、行書四字(近代、AD1866〜1918) |
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紙本肉筆・・縦128.4cm、横34.6cm 陽刻「乾堂」と「法學博士廣池千九郎」の落款が押さ れている。廣池乾堂は豊後の人で、名は千九郎、号 を乾堂と称し、苦学の末に大分師範学校応請試業 に合格して小学校教員を務めた後、上京して『古事 類苑』の編纂や『国史大系』等の校訂に従事し、早 稲田大学講師となって「東洋法制史」「日本文法てに をは」「支那文典」等々を講義し、次いで神宮皇学館 教授や天理中学校校長等を歴任し、昭和十年(19 35)に道徳科学専攻の麗澤塾(後の麗澤大学)を開 設した、歴史学者にして法学者且つ教育者である。 |