ギャラリー解説

書画

雲溪大宮森、金文四字(近代、AD189?〜1979)

絹本肉筆・・縦117cm、横37cm

「雲溪老迂」の下に、陰刻「大宮森印」と陽刻「

雲溪」の落款が押されている。大宮雲溪は愛

知の人で、名は森、号を雲溪と称し、戦前に東

京に出て建設省に勤め、終戦と同時に帰郷し

て町長等を歴任した人であるが、書を犬山寂

光院の岩田大法に学んで入木道の道を極め、

篆隷を好み特に篆書を得意とした書家である

が、同時に漢詩人でもあり、昭和47年に『丙申

盧詩鈔』を公刊している。


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