ギャラリー解説
書画
觀山大原有恒、行書七絶(幕末維新、AD1818〜1875)
絖本肉筆・・縦37cm、横45cm
「觀山」の下に、陽刻「觀山」の落款が押されている。大原觀山
は伊予の人で、名は有恒、字は士行、号を観山と称し、江戸の
昌平嚳に学んで松山藩に仕え、藩校教授を務めた儒者で、明
治の俳人正岡子規の外祖父に当たる。本品は、雅号「觀山」の
署名と印象のみであるが、愛媛の旧家に「大原觀山の作」として
伝わっていたものである。
[ギャラリー一覧へ戻る]