ギャラリー解説
書画
雷堂井田讓、行書七絶(近代、AD1838〜1889)
紙本肉筆・・縦106cm、横30cm
「讓」の下に、陽刻下駄印「井田讓」の落款が押
されている。井田雷堂は美濃の人で、名は讓、
号を雷堂と称し、大垣藩儒井田徹助の長男で、
業を安井息軒に学んで藩主の侍講等を務め、
維新後は長崎県知事・兵部大丞等を歴任して
陸軍省に移り、広島鎭台司令官・陸軍省第一
局長・陸軍卿代理・仏国駐在全権公使・元老院
議官等を歴任し、男爵に叙せられた陸軍少将
の軍人である。
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