ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2024、10、2)

縦横・3.9x3.9cm

『荘子』庚桑楚篇の一句を甲骨文で刻した、「至仁無親」

(至仁は親むこと無し)である。至高の仁愛は親疎や愛

憎を超越した存在であると言う事である。庚桑楚篇には

、「至禮は人とならざること有り、至義は物あらず、至知

は謀らず、至仁は親むこと無し、至信は金を辟く」と有り

、『老子』の「天道無親」と略同じ内容である。


[ギャラリー一覧へ戻る]