ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2024、11、15) |
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縦横・5x0.8cm 亦た亦た愚かな事を思い立って行ってみた。長さ5、巾 0.8センチに六字の己の字號印を刻したが、上から甲 骨文・金文・東周篆文・古文・古璽文・印篆と、時代と字 體を全て異にした「雲伯士雲山人」(雲伯の士雲山人)で ある。「雲伯」とは、己の生まれ育った地方の異で、出雲 の國と伯耆の國の國境、今の島根県の東出雲地方と、 鳥取県の西伯地方、所謂「安來・米子地區」を指す。山 を越えれば米子市、山を下れば安來市と言う山間地で、 子供時代を過ごした。山が育ちの士雲と言う田舎者で 御座います、と言う意味である。己が字號印とは言え、譯 の分からん異をしたものだと、深く反省している。 |