ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用遊印一顆(現代、AD2024、12、17)
縦横・1.5x1.5cm
『宋書』宗炳傳の一語を、甲骨文で刻した遊印の「臥游」で
ある。宗炳傳に、「老疾倶に至り、名山は徧覩し難きを恐る、
唯だ當に澄懐觀道し、臥して以て之に游ぶべきのみ」と有
る。宗炳の氣持は十分に理解される。己も將に老疾倶に
至り、殆ど遠出が出來なくなった。其の爲に圖録等を眺め
ながら、無聊を慰めている。
[ギャラリー一覧へ戻る]