ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2025、2、25)

縦横・2x2cm

『韓非子』喩老篇の一語を、古璽文で刻した「要妙」であ

る。物事の本質を見極め、其れに對應する事が「要妙」

であると言う。物事の本質を見極める事は、可成り難し

い事であり、更に其の對應は更に難しい。とすれば「要

妙」なるものは、凡人には實に得難い境地を現した言葉

と言えよう。たかが「要妙」されど「要妙」で、將に「妙」であ

る。


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