ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、5、8)
縦横・4x1.2cm
『書經』洪範の一句を戰國篆文で刻した、「時雨若」(時
雨若《したが》ふ)である。必要な時に必要な雨が降る
事である。洪範には、「曰く肅なる時雨若ふ、曰く乂な
る時暘若ふ、曰く晢なる時燠若ふ、曰く謀なる時寒若
ふ、曰く聖なる時風若ふ」と有る。「肅」とは「敬を行う」
事である。
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