ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2025、12、14)

縦横・4.9×1.2cm

記憶に有る佛語を、印篆で刻した「灰身滅智」(身を灰に

し智を滅す)である。身も心も無に歸し煩悩を消し去った

境地を表す言葉である。殘念ながら己は煩悩だらけで、

この様な境地には至れない。己は小豆のあんこが無性

に好きで、昔はおはぎであろうが桜餅であろうが、あんこ

ものを見ると、それこそ灰身滅智に近い境地で一氣に十

個ぐらい食べたが、今は糖尿病を氣にしながら、「もう一

つ良いかなあ」と、妻にお伺いを立てる日々である。


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