ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2026、2、5) |
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縦横・5×2.1cm 『詩經』大雅旱麓の一句を、金文で刻した「鳶飛戻天魚 躍于淵」(鳶は飛びて天に戻《いた》り、魚は淵に躍る) である。悪いものが去って人々が喜樂する様を表した 言葉である。旱麓には、「鳶は飛びて天に戻り、魚は淵 に躍る、豈弟の君子遐《とお》く人を作さざらんや」と有る 。彊権や恫喝が跋扈する世界では無く、早く人々が魚は 淵に躍る状況になって欲しいと、願って已まない。 |