ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2026、2、22) |
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縦横・3×3cm 北宋時代の歐陽脩の「醉翁亭記」の一句を、甲骨文で刻 した「水落石出」(水落ち石出づ)である。本來は川の水 が減って川底の石が姿を現す事であるが、其處から物 事の真相が明かになる例えとして使われる。醉翁亭記 には、「野芳發して幽香あり、佳木秀でて繁陰す、風霜 は高潔、水落ち石出づる者は、山間の四時なり」と有る 。物事は嘘で塗り固めて誤魔化していても、何時かは水 落石出と成るものである。 |