ギャラリー解説
書画
華谷佐和淵、行草書七字(江戸時代、AD1749〜1831)
紙本肉筆・・縦133cm、横28cm
「シン(草冠+辛)齋書」の下に、陰刻「佐和淵印」と「字
曰伯恵」の落款が押されている。佐和華谷は石見の人
で、名は淵、字は伯恵、号を華谷・シン(草冠+辛)齋
・五鹿堂などと称し、頼山陽や勤皇諸家と交わった儒
者であるが、後年幕吏に追われて出家し、佐和律師と
呼ばれるようになっている。同時に彼は、石見街道九
日市宿の本陣の原田屋惣太郎なる顔も持っている。
[ギャラリー一覧へ戻る]