ギャラリー解説
書画
耀山渡邊春綱、草書七字(江戸時代、AD1778〜1810)
紙本肉筆・・縦127cm、横28cm
「耀山春綱書」の下に、陰刻回印の「源春綱章」と陽刻
「子腸氏」の落款が押されている。渡邊耀山は和泉の
人で、名は春綱、字は子腸、号を耀山と称し、従五位
下丹後守大学頭の位に在った、和泉伯太藩第六代藩
主で、詩書を善くした一万三千石の菊間詰め譜代大
名で、文人大名として知られているが、三十三歳の若
さで死去し、藩主の地位は弟の則綱が七代を継いで
いる。
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