ギャラリー解説

書画

桃素長谷川矩、行書六字(近代、AD1830〜1901)

絖本肉筆・・縦128.8cm、横33.6cm

「桃素」の下に、陰刻「長谷川矩」と陽刻「桃素」の

落款が押されている。長谷川桃素は、明治後半

から昭和初期にかけて活躍した書家であるが、名

が矩、号を桃素と称する以外は、詳細は不明であ

る。本品は、旧蔵者高浜勇氏の書き付けが有り、

それに因れば、昭和12年に入手された品で、桃

素は実弟実氏の書の師であるらしい。


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