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勾当内侍図
勾当内侍
筆者未詳 絹本・着色 350×880p
南北朝時代、足利尊氏に敗れた新田義貞の愛妾として知られる勾当内侍。『太平記』によると、北陸へ落ち延びる義貞は、情勢が安定するまで勾当内侍を堅田の漁師小屋に留め、越前へ向かったところ藤島で戦死する。京都に帰った内侍は、獄門に懸けられた義貞の首を見て髪を切り、嵯峨野の奥の往生院あたりの庵に入ったとされる。
匂当内侍は美貌の女性で知られる。