清少納言撥簾の図 柴田春光(1901〜1935)筆 絹本 195.5p×55.6p 柴田春光は秋田県鹿角市出身。本名は良吉。初め佐藤紫雲に師事して良雲と号したが、後に川崎小虎の門下生になって春光を号した。大正12年(1923)中央美術展に「東北のある町」が入選し、昭和3年「狭布の里」、同5年「雪路の商い」、同8年「十和田路」などが帝展で入選する。その間、伊東深水の媒酌で昭和3年に日本画家広田多津子と結婚するが、昭和10年35歳で死去。 Webの鹿角茜蔵美術館に「源氏絵巻囲碁図」「蓮菜之図」「花鳥」「竹林春渓」などの作品が掲載される。 |