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太田道灌図 橋本周延筆 
太田道灌図   楊州(橋本)周延画 (1838〜1912 天保9年〜大正元年 75歳没)  紙本・木版・色摺  明治17年(1884)   34p×22.8p

 越後の生まれ。姓は橋本、名は直義。元幕府の御家人。初め歌川国芳の門人であったが 後に豊原国周に移り、豊原門下の第一人者となり、楊州周延と称した。号は一鶴斎、芳鶴(二代)。徳川大奥の風俗を描くことに巧みで「官女絵」と呼ばれる分野を確立した。
 この図像は揚州「雪月花」シリーズの一枚で、太田道灌にまつわる武蔵国高田の花、山吹の故事を描く。