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和歌三神の図 狩野久信筆

和歌三神の図 狩野久信筆  明治42年(1909) 木版画  約81.0cm×約41.5cm

 狩野久信は江戸幕末の絵師で、「年中十二祭神事絵巻」(阿伎留神社蔵)などの作品がある。
 和歌三神は、一般に住吉明神・玉津島明神・柿本人麻呂をいうが、住吉明神・玉津島明神・天満天神とする説もある。当図像は柿本人麻呂・山部赤人・衣通姫とする説に拠っていると見られる。