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躬恒集 115×54cm 本紙35.5×47.5cm 縹色染紙 詞書、和歌本文、和歌配列など西本願寺蔵本の4〜9番歌に一致する。ただし、西本願寺本4番歌詞書中の「屏風四てう」は、「屏風四そう」とある。 延喜5年(905)2月10日、前甲斐少目凡河内躬恒らに勅して「泉大将」すなわち、右大将藤原定国の四十賀の屏風の和歌を詠進せしめたときの和歌。なお、正保版本歌仙家集『貫之集』などによると、同月21日には尚侍淑子も定国の四十賀を催している。この時の屏風は、『古今和歌集』によれば「四季の絵かける」ものであった。 |