卒業論文を和装本形態で製本するには、表紙制作、背表紙制作、
糸綴じなどの工程を経ます。完成さまでに時間と手間を要します。
卒論提出締切日に間に合うように早めに着手してください。
詳細は「卒業論文指導」(水曜日・5時限目)で教授します。

2010年度 浜口ゼミ4年生
卒業論文の製本の仕方

貼り終えたら軟毛のハケで皺を
伸ばします。
ハケの色に注意。

裏打ちに今回は広めの障子紙を使用しました。人数分まとめて裁断し作業を効率化しよう。

卒業論文と製本の完成です。おめでとう!

綴じ穴に糸を通します。通す順番があります。しっかり学習してください。

寒冷紗の裏面にボンド糊を塗布して表紙(表表紙・裏表紙)厚紙台紙の両面に
貼ります。
寒冷紗は滑らかな面が裏面です。間違えないように!

原稿用紙に綴じ穴を開けます

表紙と背表紙の厚紙台紙を採寸し
カットします

できあがった表紙は1週間ほど乾燥させます。

浜口研究室





 

表紙に糊を塗布し終えたら裏打ちの障子紙を貼り合わせます。空気が入らぬようにします。

糊を作る。火傷しないように注意しょう。粘り、堅さにも留意する。

表紙に綴じ穴を開けます。5穴です。

原稿を仮綴じします

背表紙の実際

表紙(表用・裏用)を採寸し切断します。残りは上下2冊本も念頭に入れて予備用にしよう。