●図書館の最低規模は、蔵書50,000冊
図書館が本文書で掲げるような図書館として機能し得るためには、蔵書が5万冊、専任職員数3名が最低限の要件となる。このとき、図書館の規模としては800uが最低限必要となる。これは地域館を設置する場合においても最低限の要件である。
[延床面積]
人口6,900人未満1,080uを最低とし,
人口18,100人までは1人につき0.05u
人口46,300人までは1人につき0.05u
人口152,200人までは1人につき0.03u
人口379,800人までは1人につき0.02uを加算する。
[蔵書冊数]
人口6,900人未満67,270冊を最低とし,
人口18,100人までは1人につき3.6冊
人口46,300人までは1人につき4.8冊
人口152,200人までは1人につき3.9冊
人口379,800人までは1人につき1.8冊を加算する。
[開架冊数]
人口6,900人未満48,906冊を最低とし,
人口18,100人までは1人につき2.69冊
人口46,300人までは1人につき2.51冊
人口152,200人までは1人につき1.67冊
人口379,800人までは1人につき1.68冊を加算する。
[資料費]
人口6,900人未満1,000万円を最低とし,
人口18,100人までは1人につき796円
人口46,300人までは1人につき442円
人口152,200人までは1人につき466円
人口379,800人までは1人につき229円を加算する。
[年間増加冊数]
人口6,900人 未満5,574冊を最低とし,
人口18,100人までは1人につき0.32冊
人口46,300人までは1人につき0.30冊
人口152,200人までは1人につき0.24冊
人口379,800人までは1人につき0.17冊を加算する。
[職員数]
人口6,900人未満6人を最低とし,
人口18,100人までは100人につき0.025人
人口46,300人までは100人につき0.043人
人口152,200人までは100人につき0.041人
人口379,800人までは100人につき0.027人を加算する。
基準値の算出例
たとえば人口50,000人の自治体の場合,必要な延床面積の算出は,下記の計算により,3,161uとなる。
1,080+((18,100−6,900)×0.05)+((46,300−18,100)×0.05)+((50,000−46,300)×0.03)=1,080+560+1,410+111=3,161
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各々の基準値ではいずれも"人口6,900人未満○○を最低とし"とされていますが、「基準値の算出例」では"人口6,900人以下○○を最低とし"と解釈されますので、このスクリプトでも「算出例」の方針にしたがって基準値を算出しています。
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