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21世紀の町村図書館振興をめざす政策提言
Lプラン21「図書館による町村ルネサンス」
2000[平成12]年
 左側のフォームに人口を入力し、演算ボタンをクリックすると、その数に応じた町村立図書館における「延床面積」、「蔵書冊数」、「開架冊数」、「資料費」、「職員数」の基準値が表示されます。
 各々の基準値は、日本図書館協会 町村図書館活動推進委員会現図書館普及委員会)による『21世紀の町村図書館振興をめざす政策提言:Lプラン21「図書館による町村ルネサンス」』(平成12年10月26日)にしたがって算出されています。
 なお、Lプラン21において掲げられた数値は、生涯学習審議会社会教育分科審議会計画部会図書館専門委員会による『公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準について(中間まとめ)』(平成12年7月19日)の「参考資料:(2)数値目標の例」を参考としています。
 また、この提言は町村図書館の振興を目的としたものですので、人口30万人までの基準値が示されています。

人口 延床面積m2
蔵書冊数
開架冊数
資料費
年間増加冊数
職員数


以下、算出の根拠とした『21世紀の町村図書館振興をめざす政策提言 Lプラン21「図書館による町村ルネサンス』からの該当部分の引用です。

Lプラン21 「図書館の設置と運営に関する数値基準」
●図書館の最低規模は800m2
 Lプロジェクト21における調査からも、またわれわれのこれまでの経験からも、図書館が図書館として機能しうる最低限の規模は800m2である。このとき、蔵書は5万冊、専任職員数3名が最低限の規模となる。
このページのスクリプトでは、以下の「●運営上の望ましい数値基準」を参考にして、人口1万人未満の自治体では、延床面積900m2、蔵書冊数53,000冊、職員数5人の固定値となっています。

●運営上の望ましい数値基準
 「望ましい基準」の〔参考資料〕をもとに算出すれば、おおむね次のようになる。

延べ床面積 人口1万人未満で900m2とし、人口3万人までは1人につき0.06m2、10万人までは1人につき0.04m2、30万人までは1人につき0.02m2を加算する。
蔵書冊数 人口1万人未満では53,000冊とし、人口3万人までは1人につき3.5冊、10万人までは1人につき3.8冊、30万人までは1人につき3.7冊を加算する。
開架冊数 人口1万人未満で45,000冊とし、人口3万人までは1人につき2.55冊、10万人mでは1人につき2.49冊、30万人までは1人につき2.00冊を加算する。
資料費 人口1万人未満で1千万円とし、人口3万人までは1人につき680円、10万人までは1人につき560円、30万人までは1人につき430円を加算する。
年間増加冊数 人口1万人未満で5,200冊とし、人口3三人までは1人につき0.29冊、10万人までは1人につき0.25冊、30万人までは1人につき0.22冊を加算する。
職員数 人口1万人未満で5人とし、人口3万人までは100人につき0.026人、10万人までは100人につき0.034人、30万人までは100人につき0.037人を加算する。