歴史学 東西交渉史A
歴史学 東西交渉史A
■授業目標・内容 (Course objectives・content)
建学の精神にある東西文化の融合の観点にたって、西洋中心史観のような一元論的な歴史認識ではなく,外交・貿易・文化を3本柱として,東洋諸国と西洋諸国の文化的交渉が,それぞれの国内事情の中で,どのような時代背景で行われてきたか。それぞれがどのような歴史観で歴史認識を行い,文化的融合を行いながら現代世界に影響を与えているかを,単なる東西関係のみならず世界史的視野で,多角的・構造的・立体的に研究することを目的としている。東西交渉史Aでは歴史的概略を講義し、基本的理解を目標とする。質問等出席カードの裏やE-mailなどを有効に利用し,積極的に授業に参加して欲しい。
■成績評価 (Grading Evaluation)
出席率と講義初日に説明する東西交渉史に関する自由論題のレポートによって評価する。授業の三分の一以上欠席した者はレポートの提出ができない。レポートの書き方については授業中に説明する。
■履修上の注意 (Notes/Warning)
私語は退出願う。どのような内容なのかを参考までに詳細情報に表示するが、質問や授業の流れにより、講義順序や内容が変わることがある。年間を通してA,B両方を履修する事が望ましい。
■テキスト (Textbook)
プリントを用意したり、授業のつど必要に応じて史料や文献を紹介する。
■参考文献 (Reference Materials)
生田滋・岡倉登志編『ヨーロッパ世界の拡張』世界思想社。羽田正著『東インド会社とアジアの海』講談社。伊川健二著『大航海時代の東アジア』。桃木至朗編『海域アジア史研究入門』岩波書店。ロナルド・トビ著『「鎖国」という外交』小学館。
■その他 (Other message,comments)
インターネットでWebサイトを検索したり、レポートをメールの添付書類として提出したりワープロでレポートが書けることが望ましい。