HTML5 Validatorを使おう
HTML5のWebページやEPUBファイルを作成する場合には、定められたHTMLタグの用法に厳格に従う必要がある。 Webブラウザは賢く、適当に書いてもそれなりに解釈して表示してくれることも多いが、そのままではEPUB書籍の作成に失敗する。 「正しく」書くためには適宜、HTMLValidatorでの検証が欠かせない。
HTML5 Validator
使いやすいHTML5チェッカーとして (X)HTML5 Validatorがある。 ローカルファイルを指定してアップロードした上で、構文エラーをしてくれる。 何行目でどんなエラーが生じたかのメッセージが表示されるので、該当箇所を修正して再度チェックすると繰り返しながらエラーを取り除いていく。
左図のように、[File Upload]として[ファイルを選択]してから、[validate]ボタンを押す。
右図は、検証によってエラーメッセージが返った様子である。 何行目で生じたかを、どんな原因かをメッセージから読み取って、エディタに戻って修正保存し、このプロセスを繰り返すのである。