XML宣言したXHTMLファイル
EPUB書籍で利用されるファイルは文字コードUTF-8で書かれたXML文書の体裁を取っている。 すなわち、ファイルの1行目で次のXML宣言が記載されている。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
EPUB書籍はHTML5で書かれたWeb技術に基づいている。 HTML文書では、HTML要素においてはXHTMLおよびEPUB規格化されたHTMLタグ空間を利用する旨の指定
<!DOCTYPE html> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xmlns:epub="http://www.idpf.org/2007/ops" lang="ja" xml:lang="ja">
を行った上で、拡張子 .html のファイル作成を説明している。 それらHTMLファイルにおいてもEPUBファイルと同様に、冒頭でXML宣言して
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE html> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xmlns:epub="http://www.idpf.org/2007/ops" lang="ja" xml:lang="ja"> <head> ...あれこれの指定 </head> <body> .... ..HTML本文 .... </body> </html>
のように記述した上で、ファイル拡張子 .xhtml を付けてXHTMLファイルとしてもよい。 EPUB書籍を視野に入れた場合、Webページ作成の段階から作成するHTMLファイルをXML宣言したXHTMLファイルとして作業を進めることを推奨する。
HTML Validatorで確認できるように、XML宣言したHTMLファイルでは拡張子 .html のままでは構文エラーとなるので、拡張子 .xhtml でなければならないことを強調しておこう。