tsuda [学外公開] http://edu.tsuda.ac.jp/~mizutani/ home水谷 正大 Masahiro Mizutani

XML宣言したXHTMLファイル

EPUB書籍で利用されるファイルは文字コードUTF-8で書かれたXML文書の体裁を取っている。 すなわち、ファイルの1行目で次のXML宣言が記載されている。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

EPUB書籍はHTML5で書かれたWeb技術に基づいている。 HTML文書では、HTML要素においてはXHTMLおよびEPUB規格化されたHTMLタグ空間を利用する旨の指定

<!DOCTYPE html>
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xmlns:epub="http://www.idpf.org/2007/ops" lang="ja" xml:lang="ja">

を行った上で、拡張子 .html のファイル作成を説明している。 それらHTMLファイルにおいてもEPUBファイルと同様に、冒頭でXML宣言して

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE html>
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xmlns:epub="http://www.idpf.org/2007/ops" lang="ja" xml:lang="ja">
<head>
...あれこれの指定
</head>
<body>
....
..HTML本文
....
</body>
</html>

のように記述した上で、ファイル拡張子 .xhtml を付けてXHTMLファイルとしてもよい。 EPUB書籍を視野に入れた場合、Webページ作成の段階から作成するHTMLファイルをXML宣言したXHTMLファイルとして作業を進めることを推奨する。

HTML Validatorで確認できるように、XML宣言したHTMLファイルでは拡張子 .html のままでは構文エラーとなるので、拡張子 .xhtml でなければならないことを強調しておこう。