Google Map/Earthで緯度経度情報を取得する

この例題の理解は今後の演習においてきわめて重要である。 Google Map/Earthの利用において、角度は慣例として度分秒法と、その分秒を10進少数で表す10進角度という2つの表記できることは大切である。 また、10進角度は、角度の弧度法表記である(ラジアン角度)とも異なることに注意しよう。 $\pi\sim 3.14159265359...$としたとき、ラジアン角度と10進角度の関係は \[ ラジアン角度=\frac{\pi\times\mbox{10進角度}}{180} \] である。

課題:2点間の緯度経度を知って距離を求める

  1. 度分秒法/10進角度の2つ緯度経度情報を相互に変換する方法を調べて報告しなさい。 たとえば、アンコールワットの場所の緯度(latitude)経度(longitude)は次のようになる:
    • [度分秒法]北緯13度24分44.96秒、東経103度52分0.48秒
    • [10進角度]緯度 13.41249度、経度103.8668度
  2. Google Earthのデフォルトの角度表示を度分秒法または10進角度とする設定方法を調べなさい。
  3. Google Map/Earthを使って、度分秒法/10進角度の2つ緯度経度情報からその場所に到達できる方法を調べなさい。 北緯35度42分36.5秒、東経139度48分39秒はどこだろうか。
  4. Google Map/Earthを使って、エジプトのギザの大ピラミッドの正確な緯度と経度を度分秒法/10進角度で調べなさい。
  5. Google Earthの経度緯度表示のデフォルト表示を度分秒または10進角度とする設定を調べなさい。
  6. 地球上の2点の緯度経度を10組分、Google Map/Earthをつかって精密に調べてリストしなさい。 その2点間の距離を次の3つのサービスをすべてを使って求め、その結果を表にして報告しなさい。