OS付属のテキストエディタ
WindowsやMacOSに付属するテキストエディタは必ずしも使いやすいとは言えない。 テキスト編集のためには、Windows/MacOSとも優れた無料ソフトウエアが多数ある。 日本で広く使われてエディタには次のようなものがある。
これらのテキストエディタでは、文字符号化方式の自動判定と相互変換、改行コード表示と改行コード設定が可能である。
演習
自分のパソコンに高機能のテキストエディタをインストールして、使いかってのよいエディタに馴染もう。
演習
これらのテキストエディタで、読み込んだテキストファイルの文字符号化方式および改行コードを変更するにはどうすればよいかを確かめて、実施してみなさい。
メモ帳(Windows付属)
メモ帳はMicrosoft Windowsに付属するテキストエディタで、Windowsのバージョンによってメモ帳の機能も異なる。
Windows 7/8付属のバージョンでは、ASCII/Shift_JIS以外に、Unicode(特にUTF-8)に対応しているが、EUC-JPやISO-2022-JPなどの日本語文字符号化には対応していない。
演習
メモ帳にShift_JISやUTF-8で書かれたファイルを開きなさい。
これら以外の文字符号化で保存されたファイルを読み込ませるとどう表示されるかを確かめなさい。
演習
メモ帳では改行コードはWindows標準の CR+LF で、変更できない。
他の改行コード(CRまたはLF)のファイルを読み込むと改行されないことを確かめてみなさい。
テキストエディット(MacOS付属)
テキストエディットはMacOSに付属するテキストエディタで、標準ではリッチテキストエディタである。たとえば、Webからコピーするとフォントサイズやカラー情報がそのままペーストできる。テキストエディタとして使うなら、[環境設定]または[フォーマット]で「標準テキスト」を選択しておく。
ASCII/Shift_JIS以外にUnicode(特にUTF-8)などにも対応しているがEUC-JPやISO-2022-JPなどの日本語文字符号化には対応していない。
改行コードはMac標準のCRで改行コードの変更はできない。