セルを区切り文字で分割
セル内のデータを特定の文字列に注目して区切り文字として、セルを分割する。
ポイント
- セル内データの区切り文字を指定して、セルを分割する。
- 名簿などの作表において、将来の便宜・利用を考慮して、セルに入力する文字列に工夫を加えておく。 たとえば、「東京都小平市津田町9−8−7」と一続きに入力するのではなく、「東京都<sp>小平市<sp>津田町9−8−7」と空白(ここでは<sp>と表示)を挟みながら入力しておくと、後からセルを分割して、検索や並べ替えなど用途を広げることができる。
利用する機能
機能 | メニュー | 意味 |
---|---|---|
区切り分割 | [データ] [区切り位置] | セル内の文字列で、区切り文字を指定してセルを分割する |
ここで利用する表データ:roster0.xls
注意: Webブラウザ内で開かないで、一旦ダウンロードしてファイルとして保存してから、そのファイルをOpenしてください。
課題
- 氏名フィールドでは、そのセル内の文字列が半角空白によって姓と名に分けて入力されていることを確認する。 この「半角空白」文字を区切り文字として、氏名フィールドを姓と名の2つのフィールドに分割する。
- 分割された各フィールド名として、それぞれ「姓」と「名」と名付けて、ファイル名
roster.xls
として保存しておく。
研究
- 分割したセルデータを繋げて(正式には連接(concatenate)という)、別のセルに書き出すにはどうすればよいか。
- このためには、たとえば
=C4 & D4
のように、セルアドレスを記号&
で繋げた数式を使う。