ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2025、12、31)

縦横・5×2.4cm

「古詩十九首」の一節を、古璽文で刻した「胡馬北風越鳥

南枝」(胡馬は北風、越鳥は南枝)である。故郷を懐かし

む望郷の念を表した言葉である。古詩には、「道路は阻り

て長く、會面安んぞ知る可けん、胡馬は北風に依り、越鳥

は南枝に巣くふ」と有る。己もスーパーで田舎の野焼きを

見かけると、無意識に賈い求めてしまう。野焼きよりも「が

んす」が食べたいのだが、東京では賣っていない。


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