ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2026、1、14)

縦横・5×2.4cm

『書經』秦誓篇の一句を、金文で刻した「日月逾邁」(日

月は逾邁す)で、時間が過ぎ去って取り返しがつか無い

事である。秦誓篇には、「我が心の憂、日月逾邁す、云

《ここ》に來たら弗るが如し」と有る。己もうっかり時を過

ごし、取り返しのつか無い事を、多々起こした、將に日

月逾邁すである。


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