密着!社会人に学ぼう

第1回牧師さん〜実存をかけてできる活動〜ゲスト写真

ゲスト紹介

平良愛香牧師―1968年8月10日生まれ、B型。施政権が米国にあった時代の沖縄にウチナンチュ(沖縄人)の父とヤマトンチュ(日本人)の母を持つダブルとして生れる。 広島の高校を卒業後、高崎芸術短期大学の音楽科、音楽教育学を専攻する。 そして居酒屋で一年働いた後、農村伝達神学校へ進み、牧師の道へ。 現在は日本基督教団 四谷新生教会副牧師、鶴川シオン幼稚園 保育補助、立教大学非常勤講師、絹の道合唱団 専属ピアニストなど多くの肩書きを持つ。 また、セクシャルマイノリティ(性的少数者)のクリスチャンのグループ「キリストの風」集会の代表も務めている。

一日のタイムスケジュール 11:30〜

お食事

13:10〜

大学で講義

15:00〜

ディスカッション

16:30〜

四谷へ移動

17:00〜

インタビュー

19:00〜

教会でおいのり

20:30〜 解散
11

月13日水曜日。私達は11:30のお約束で、平良先生と志木駅で待ち合わせをしました。 先生の第一印象は“ダンディ”な感じで、なかなかステキ☆そして、耳に挟んでいた 小さな鉛筆が印象的でした(笑)お食事をしながらお話をしましたが、なんとも優しい方で、 語り口調がとっても柔らかい方でした。

13:10から、立教大学の新座キャンパスで《性倫理とキリスト教補足説明》の講義を受けました。 先生がおっしゃっていた「自分はラジオのパーソナリティ」のお言葉通り、生徒からの質問に答える形式が特徴的な授業でした。 しかし、その質問と言うのが…なんとも赤裸々で、先生にそんなこと聞いていいのか!? みたいな質問(例えば、先生はゲイですけど、女の人には立たないんですか〜?とか)にも、 先生は飄々と答えていました。先生に、恥ずかしい質問に答えることに抵抗はないんですか? と尋ねたところ「質問は、答える側よりする側の方が恥ずかしいんですよ」と、 にっこり(^-^)この人は大物だなぁ〜と思いました。

15:00から中庭で生徒さんとのディスカッションを行いました。 生徒さんの悩みやキリスト教の教えについて、中庭の芝生の上でフレンドリーなミニ講義が行われました。 キリスト教というものは、聞けば聞くほど魅力的で、奥の深いものでした。色々な解釈があって、 人によっていろいろな結論の出るものなんだなぁと考えさせられました。

16:30になり、教会のある四ツ谷に移動しました。電車の中で先生は、教会で使う資料作りをしていました。 本当にお忙しい方です。その後、四ツ谷の喫茶店でインタビューをさせていただき(詳細は後ほど)、 19:00から教会で《祈祷会補足説明》が行われました。牧師さん2名に、信者さん8名。意外と小さな会でした。 特に印象的だったのはおいのりの時間でした。目を閉じて牧師さんや信者さんのお言葉を聞くと、 なんだか上に引っ張られるような、神様の存在を信じていない人でもその存在を感じざるを得ないような、 そんな雰囲気でした。そして、祈祷会が終わると和やか〜なお茶TIMEになり、 今月が誕生月の信者さんに絵葉書を書きました。こういうのもお仕事なんだと思うと、 本当にお忙しい方だと実感しました。そんなこんなで、気づいてみれば外は真っ暗。 こうして、平良先生の一日は過ぎていきました。

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Last modified: 2002.12.04

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