教員へのe-mailの送付例
角田 保(大東文化大学 経済学部)
大東文化大学生向けに書いたものです。
[1/6]私のメール発信時間は、平日の月ー金(8:00-16:30)のみ(学部生・職員向け)
夜間・祝日・週末は基本的にメール発信しません。昨今の働き方改革がその理由です。
[2/6]最初のメールの送信例
件名: 12/10締切の宿題について
本文の例1:
角田先生
 
計量経済学(木2)を受講している、学籍番号99999999の大東太郎です。
(メールの内容はそれぞれなので省略)
大東 太郎
本文の例2:
角田先生
 
計量経済学(木2)を受講している、学籍番号99999999の大東太郎です。
(メールの内容はそれぞれなので省略)
よろしくお願いします。
[3/6]上記のポイント
・件名を必ず書くこと
件名がないと読まれないことがあります(ジャンクメール扱いされてゴミ箱に直行するなど)。
・本文の最初に、先生の名前を必ず書くこと
宛先は大事です。たまに別の先生宛てのメールが届きます。先生の名前があると、どの先生と間違えて送ったのかがこちらも分かります。
・講義の質問・要望では講義時間も
上の例の(木2)のように。先生によっては、
違う時限に同じ科目を教えていたり、他大学で同じ科目を教えてたりするためです。
・あいさつは原則不要
- 「夜分遅く・・・」とか「おはようございます」等は無用です。メールを1日に何十件も見るので、邪魔で無駄な情報です。
- 「お疲れさま」はもっと不要です。学生が教員に出すメールの8割以上は、教員に何らかの作業や負担を強いる内容です。負担を強いる学生本人のメールの最初にそのようなことが書いてあると「今から君のそのメール対応で疲れるんだよ」という不快な気持ちが、メールの受け手(今回は教員)に生まれることがあります。「お疲れ様です」などは、一緒に仕事をした仲間や同僚同士で使うものですので、気をつけてください。
- 全く面識のない先生にメールするならば、逆に「初めまして」を含めた簡単な自己紹介が絶対に必要です。
・先生にはstアドレスから
できるだけ、stアドレスから出してください。
本当に大東大生であることが示されることが理由です。
・文末は、よろしくおねがいします、もしくか、自分の氏名
これで文章の最後だなと分かる締めの言葉です。普通は例1のように、名字か氏名を書くのが普通です。もしくは以下のような署名が文末に来るように設定しておきます。
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角田 保 大東文化大学 経済学部
mail: tkadoda@ic.daito.ac.jp
HP: www.ic.daito.ac.jp/~tkadoda
 
ただし最初に「学籍番号99999999の大東太郎です。」と自己紹介しているので、例2のように、「よろしくお願いいたします。」があれば、氏名なくてもかまいません。社会人のメールの場合は例1+例2という感じで、よろしくお願いいたします。の後に氏名か署名が続くこともあります。
[4/6]再返信例
依頼のとおりに私が作業して、大東太郎さんにメールを返信したとしましょう。それに対して太郎さんがお礼を再返信する例が以下;
件名: Re:12/10締切の宿題について
本文の例:
角田先生
 
確認しました。
ありがとうございました。
大東太郎
[5/6]再返信例の注意点
・件名は必ず書くこと
返信に対して再返信するならば、件名は上のように、Re:・Re2:・Re:Re: などが、自動的に作成されるはずです。
・返信時には、氏名は必ず本文の最後に書くとよい
最初のメール内容が欠席連絡ならばお礼は不要ですが、それが教員をただ働きさせる要望だった場合は、お礼のメールは必須です。
社会人だと「お忙しいところ、ありがとうございました。」が基本ですが、「ありがとうございました。」で十分です。
・お礼や確認メールは不要という人も
1日に数百通も相手にしている人などはそう言いますが、一般的には書いておいたほうが無難です。
[6/6]その他
・新しい用件になったら、また最初のメールの送信例で
以前とは異なる用件で先生にメールを送付する場合には、その用件に合わせた件名にして、最初のメールの送信例のようにして送付してください。[4/6]はあくまでも同じ用件での再返信の場合です。
・専門演習・卒業研究の場合
これらの科目ではメールでやり取りする機会が多いため、学籍番号ではなく「ゼミ2年の大東太郎です」の形でもOKとする先生が多いです。
・内容によってはManabaの掲示板で
例えば宿題に誤字があった場合などは、Manabaならば他の学生のためにもなります。ただしメール対応とManaba対応のどちらが早いかは、各先生の状況によって異なります。その点は了承しておいてください。