TEXのページ

[1] インストール [2]使い方 [3]PDFファイルの作成 [4]PDFスライドの作成(texpower) [5]図の作成(pstricks)
その他、PDFファイルを作るときに使うものでは
[6]colordvi [7] hyperref


[1]LATEX dviout Ghostscriptのインストール

 まずは定番の、三重大学 奥村先生 TeX FAQから、 Windowsへのインストールに行きましょう。
 LATEXについては、ここには標準インストールセットがあるので、それをすべてインストールします。
 特にdvipdfmは、pdfファイルを作るのにかかせません。

 次は必ずGhosetscriptをdvioutより先にインストールします。インストール方法は、上記のWindowsへのインストールのページに書いてあります。
 dvioutも同様にインストールしましょう。インストール方法は上記Windowsへのインストールのページからたどれます。
 dvioutはプリンタ解像度がデフォルトで300になっています。
 今は大体600dpiになっているでしょうから要注意です。


[2]基本的な使い方


[3]PDFファイルの作成

 このHP上にある講義ノートは全部PDFファイルで作りました。このようにTEXからPDFファイルを作ることができるので、その方法を説明します。
 まずtexファイルを作成します。例として下のソースをテキストエディタで打って、c:\test.texで保存したとします。

\documentclass{article}
\begin{document}
test-test-test
\end{document}

[4]PDFスライドの作成(texpower)

 スライドショーはPowerPointが主流のようですが、ファイルがとても重いですし、UNIX Userからは見えません。
 凝ったことをしなければ、texpowerやprosperなどでtexソースからPDFスライドを作ることができます。
 私はtexpowerを使って講義ノートをスライド化しています。(講義のページのスライドは全てこれで作っています。)


[5]図の作成(pstricks)

これも[1]のお勧めセットの中に入っています。
複雑なこともできるようですが、私は簡単な図形を書いて、EPSファイルを作っています。
参考にしているのは、pstricksのdocファイル(ここのDocumentation (1)から(6))を参考にしています。
またLatexグラフィックスコンパニオン(ASCII社)と次のページ
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~huzinami/tex/g-pack2.html
なども参考にしています。
ただし、dvipdfmは使えません。dvipsk→Acrobat Distillarという形がWindows環境ではBestでしょう。


[6] 色について

 [1]の標準インストールセットには、colordviパッケージが入っているので、

のように書きます。デフォルトの色はこのcolorslide.pdfが参考になるでしょう。このPDFでは見えませんが白色(\White)もあります。
 また、自分で色を作れます。


[7]ハイパーリンクについて

 [1]のセットにはhyperrefパッケージが含まれていて、pdfファイルでハイパーリンクを作ることもできます。
 式参照や章参照が自動的にハイパーリンクとなるので便利です。


2005年4月21日 更新(c) KADODA Tamotsu
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