How to get GPS data

自分のGPSデータを表示させて、さらに写真などを付与して旅行記や経路説明を行うためには、GPSデバイスが必要です。 GPSと測位で説明したように、最近では以下のいずれかが普及しているので、GPSデータを取得することは大きな障害とならないはずだ。

この機会に、是非GPSデータの簡単な操作に慣れ親しんで貰いたい(プライバシー情報というデリケートな問題を含むと同時に、個人データであっても大きな利用価値があることを考えるためだ)。

さまざまなGPSロガ−

  1. Smart Phoneを経由せずGPS測位専用のデバイスだ。 その場で自分の場所を地図上に表示できるような本格的なもので、たとえば、有名な機器としてGarmin社のものが防水性能が高くタフで有名。 海上や山岳なっど激しいアウトドア環境での利用を想定しており、eTrex 10JGPSMAP 62SCJなどがある。

    eTrex GPSMAP62CSJ
  2. 持ち歩いたり自転車や自動車に装着するポータブルカーナビデバイスは最近では固定式の従来高価であった自動車ナビゲーション機器に確実に置き換わりつつある(たとえば、GorillaSony nav-u)。 ただし、防水措置はしていないので、ハイキングなどでの取り扱いには注意が必要だ。 これらはメモリカードにGPSデータを書き出すことができ、あとからのGPSデータの利用・編集が可能である。

    CN-MC01L NV-U77VT
  3. さらに、小さく主に徒歩・自転車記録のためには、防水機能はないがM-241(5,000円程度)や秋月電子のUSB接続GPSモジュール(3000円程度)などの安価なGPSロガ−もたいへん重宝である。

    M-241 GT-730FL-S
  4. GPS Appls

    GPS事情はSmart Phoneの普及で劇的に変わりつつあり、もう専用のカーナビは不要な時代になってきている。 Smart phone搭載のGPSデバイスとそれを利用するアプリの進歩は、自転車への装着やランニングから始まり、常時給電可能な自動車では従来の専用固定ナビに置き換わり、本格利用が始まっている。

    ただし、Smart phoneを利用したGPSデータの取得はバッテリの消耗を早めることを知っておくべきだ(5-6時間でバッテリを使い切ってしまう)。 登山やヨットなど命がかかっているような場合には、細心の注意が必要だ。 登山や海上における本格的利用の場合には、防水や頑強さとバッテリ持ち時間などを考えると、上記のGarminなどのような専用GPS機器も携行が望ましい。 Smart phoneのGPSアプリを使う場合にはSmart Phne用充電器を併せ持つことを強く勧める(それも10000mAh程度以上の大容量がよい。たとえば、enecycle EN03 10000mAhcheero Power Plus 10000mAhなどがある。 携帯一回充電できる程度では、緊急時にはまったく不足である。

Smart PhoneでのGPSアプリはSmart PhoneでGPSを利用するで紹介する。