別ファイルにあるデータを参照

ポイント

便利な使い方: ブックが開いていない状態でのセル範囲指定は面倒なので、まず目的のセル範囲を含んでいるブックをExcelで開いておき、正しく範囲指定すればよい。 この状態で保存しておけば、参照元を閉じたときでも、正しく絶対ファイルパス指定が自動的にされる。

利用する関数と機能

関数名 記述 意味
VLOOKUPVLOOKUP(検索値, 範囲*, 列番号, [検索の型]*) 指定された"範囲"の左端の列で"検索値"を検索し、"範囲"内の対応するセルの値を返す。

*)別ブックにあるセル範囲を指定する場合には、上述のようにセル範囲を指定する。


ここで利用する表データ:参照先としてroster.xlsセルを区切り文字で分割で作成して保存したもの)、参照元として result.xls

課題

  1. 2つのExcelデータを開いておく。 roster.xlsには、学生番号、性別、姓と名からなる名簿データが与えられている。 result.xlsには、学生番号ごとの国語・英語・数学・理科・社会の5科目の結果が与えられている。 学生ごとの合計を求めるのは容易。
  2. 参照元 result.xls から名簿データが格納されている別ブックroster.xlsの内容を検索して、クラス、性別、氏名(姓と名を連接)フィールドを完成する。

研究