ギャラリー解説

白銅器

白銅雲雷連弧(八弧)文銘帯(長宜子孫)鏡(後漢時代、AD26〜219)

直径16.3cm、縁厚0.5cm、厚さ0.4cm

後漢時代の大型鏡で、四葉文紐傍に「長宜子孫」(左回り)、その外

側に「壽如金石」(右回り)の銘文が刻され、その外側が圏線文で、

更に幅広の無文縁となっている。この様な形態の鏡は、後漢初期か

ら山東・河南・陝西地方を中心に、多く出土している。

尚、本品は、数枚に割れたものを繋ぎ合わせた補修品である。

平成24年度ゼミ卒業生寄贈品。


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