ギャラリー解説

青銅器

青銅蟻鼻(楚)錢(東周時代、BC770〜256)

縦1.6〜1.8cm、横1.1cm

楚地方で流通した錢で、貝貨を模したもの

と言われている。表面には「呪」の変形文

字の如き古文字が鋳られているが、清朝

の『貨布文字考』に因れば、「當半兩」と判

読(上の丸が當、中の二本角の様な形が

半、下の三角二つが兩と言うことらしい)す

べきだとのことである。


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