ギャラリー解説
黄銅器
三藩黄銅錢四種(三藩時代、AD1604〜1678) |
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上段・・利用通寶・径2.5cm、昭武通寶・径2.3cm 下段・・洪化通寶径・2.5cm、裕民通寶・径2.7cm 明末清初の三藩時代に鋳造された黄銅錢で、 三藩とは、四川を平定した平西王(雲南)の呉 三桂・呉世潘(1612〜1678)、広西を平定した 平南王(広東)の尚可喜(1604〜1676)、広東を 平定した靖南王(福建)の耿継茂・耿精忠(? 〜1671)を指す。利用通寶と昭武通寶は呉三 桂が、洪化通寶は呉世潘が、裕民通寶は耿精 忠が各々己の支配地域で鋳造した貨幣。 |