ギャラリー解説

赤銅器

清紅銅錢二種四枚(道光・咸豊時代、AD1821〜1861)

径2.6cm

紅錢二種類である。紅錢とは、清朝の乾隆25年から

光緒34年にかけて、新疆地区の造幣局で鋳造され

た銅銭のことで、一般的銅銭に比べて色調が紅いた

め、紅錢と呼ばれている。上段は道光8年の「道光通

寳八年十錢」、下段は咸豊4年の「當十錢」で、共に阿

克蘇局の鋳造である。


[ギャラリー一覧へ戻る]