ギャラリー解説

古陶磁器

五彩(天啓赤絵)花鳥文皿(明末期時代、AD1621〜1661)

高さ2.9cm、口径15.2cm、底径8.4cm

俗に「天啓(1621〜1627)赤絵」と言われている、明末

民窯の五彩皿で、わりと斬新で大らかな絵柄が多く、絵付

けは粗いものの、朱色・緑色・黄色・青色などが使われて

いる。高台は、当時の通例の如く、細砂の付着した砂高

台で、高台内には「飛び鉋」の跡が見られ、口縁には「虫

食い」が見られる。

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