ギャラリー解説

古陶磁器

紅陶箆文小壺(青蓮岡文化系、BC4500〜3000)

高さ11.3cm、口径9.3cm、胴径13.5cm

口縁がやや丸味を帯び胴体の下半分に箆紋様を施し、

底の形状が丸くて不安定な壺は、多く青蓮岡文化と称さ

れる遺址から発掘されている。本品も、その条件には合

っているが、胎土のやや粗い点に疑問が残り、或いは

殷時代の二里岡文化時代の可能性も有る。


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