ギャラリー解説

古陶磁器

雲南玉溪窯青磁格子文有蓋火葬罐(明時代、AD1368〜1661)

総高19.6cm、蓋高5.1cm、口径7cm、肩径15.5cm、底径7.9cm

灰色っぽい土を巻き上げで造型し、青磁釉がかけてある。雲

南地区の少数民族の間には火葬の風習が有り、古くから火

葬罐が使われていたことは、多くの遺物が示しており、三彩・

青磁・青花等多種多様であるが、三彩や青磁には、本品の如

き豆的形態が多いが、青花は酒海壺的形態が多い。尚、蓋

に関しては、本来の蓋ではなく後家蓋である。


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