ギャラリー解説
古陶磁器
福建窯青磁浄瓶(唐末五代時代、AD881〜959)
高さ15.6cm、頭径1.9cm、口径2.8cm、腹径11.8cm、底径6.9cm
仏具の一つである浄瓶である。一般的には青銅器や白磁の
品が多く、青磁はあまり見かけない。頭柱の太さや腹部の大き
さから考えるに、唐末から五代時代にかけての造形、また青
磁の色調や胎土から、福建省辺りの南部で焼かれた品と、思
われる。
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