ギャラリー解説

古陶磁器

倣清黄釉地粉彩花草文七珍六體(民國以後、AD1950〜1990)

高さ33cm、底径13cm

在銘、雍正年製(藍料楷書二重方圏)

七珍とは佛前に供する像のことで、仏像・文官・武将・馬宝・象宝・水珠・火珠の七件を指す。

磁器の七珍は、乾隆・嘉慶時代に流行しだし、以後現代に至るまで造られている。本六体は、

七珍の文官(前方左)・馬宝(後方中央)・象宝(後方右)・水珠(後方左)・火珠(前方右)の五

体と、吉祥八宝の一つ花宝(前方中央)との六体である。


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